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年越しそばと年明けうどん

  • 2009-12-17 (木)

年越しそば

 1.江戸時代そばは立ったままでも手軽に食べられることから仕事納めの月末にそばを食べる

  「晦日そば」という習慣があり、12月31日の大晦日にのみ、その習慣が残ったとも言われています。

 2.また、「細く長く達者で暮らせるように」と言うのが一般的ですが、逆にそばは切れやすいことから

  1年の苦労やわざわいを断ち切ると言う意味があるとも言われています。

 3.さらに、金細工師が飛び散った金粉を集める時に練ったそば粉を使ったことから、そばは金を集める

  と言う縁起で食べられるようになったと言う説もあります。そば粉は水に溶けるため、そば粉を水で

  煉り金粉に押し付けて金粉を集め、水で洗うとざるの中に金粉だけが残るそうです。

 

今年一年に感謝し来年が良い年になるよう願いを込めて是非今年も年越しそばを食べましょう。

年明けうどん

 

  うどんは、太くて長いことから、古来より長寿を祈る「縁起物」として食べられてきました。

  「年明けうどん」は、純白で清楚なうどんに「紅」を添えて、年の初めに食べることにより

  その年の人々の幸せを願うものです。

 

「紅」の具材は何でも構いませんので家庭で気軽に作って食べることができます。

例えば、桜エビのかきあげ、梅干し、紅い蒲鉾、ウィンナー、明太子、キムチ‥‥

 

年明けには、今年一年が良い年になるよう祈願して年明けうどんを食べましょう。

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